2017年12月01日

沖縄の友人より(42)またしても、米兵の飲酒運転で会社員死亡

加害者の車(証拠物件)は持ち去り、禁酒措置は3日で解除

11月19日早朝、米海兵隊キャンプ・キンザー(牧港補給地区)の上等兵による飲酒運転・信号無視による交通事故。米兵は公務外に公用車の2トントラックを運転し、那覇市泊の交差点で会社員・平良さんを死なせた。平良さんは長年海外で仕事をしてきたが、6年前に沖縄に戻り、余生を過ごそうとしていたところだった。
加害者の車は地位協定をたてに米軍が持ち去った。警察に保管されているのは被害者の車だ。本末転倒がまかり通るのは米軍に治外法権があるからだ。事故のあと米軍は「綱紀粛正」として飲酒禁止令を下したが、3日後に解除した。県民を愚弄するにもほどがある。(ただし今回、公務外の事故だとして、地位協定上の身柄引き渡しの問題は発生していない)
「辺野古が唯一の解決策」と安倍政権は言い続けているが、唯一の解決策は米海兵隊の撤退だ。

@11.20 那覇地裁前城岳公園での集会に100人。「今こそ立ち上がろう」と山城博治さん。
A11.22 キャンプ・シュワブゲート前座り込み。「ヤマト生コン」のコンクリートミキサー車4台を先頭に工事車両が列をなす。BC沖縄の未来のために身を挺して座り込むオジー、オバー。警察機動隊のゴボー抜きは乱暴。打身、捻挫、打撲、内出血などのけがが絶えない。D工事用ゲートの前に立つ警備会社「アルソック」の従業員。不法に道路を占拠。
E11.22 キャンプ・シュワブゲート前座り込み 。12時からの2回目の排除に備えて、3列の座り込み。車と車の間にはさらに4列の座り込み。F工事車両に抗議のプラカード。「工事は今だけ。基地は万年」。Gキャンプ・シュワブゲート前座り込み。資材を下ろして基地から出てくる車両に、激しい抗議。
H11.25 キャンプ・シュワブゲート前土曜行動。アジア太平洋資料センターのツアー一行20人が一人ひとり挨拶。Iゲート前の歩道でプラカードアピール。「子供たちの未来に基地はいらない」。J右から、「沖縄等米軍基地問題議員懇談会」会長の近藤昭一衆院議員(立憲)、石橋道宏参院議員(民進)、糸数慶子参院議員(沖縄の風)。
約一か月ぶりの、沖縄の友人からのレポートです。9月20日のゲート前座り込みで、機動隊に乱暴に排除されたあと鼠経ヘルニアを発症し、手術と10日間の入院、その後の静養を余儀なくされた。
身を挺してたたかい続ける沖縄の友人とオジー・オバーたちに、敬意と連帯を表します。
posted by 三鷹天狗 at 08:34| Comment(0) | 沖縄 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月01日

沖縄の友人より(41)10.22衆議院選挙、沖縄選挙区は3勝1敗

辺野古新基地NO!の民意は示された、工事を中止せよ。
10.25海上座り込み行動にカヌー80艇、抗議船6隻。

10月22日投票の衆院選沖縄選挙区は、辺野古反対を掲げるオール沖縄勢力が1区赤嶺(共産)、2区照屋(社民)、3区玉城(自由。無所属で出馬)が当選した。4区は惜しくも敗れたが、辺野古新基地NO!の県民民意はまたもはっきりと示された。政府防衛局、米軍は沖縄の民意に従って、辺野古新基地建設を撤回せよ。
選挙の余韻もさめない10月25日、「辺野古・大浦湾をカヌー&船でうめつくそう!」を合言葉に、2回目の海上大行動が行われた。台風21号と22号の合い間、海は荒れているが、K1護岸予定地のいわゆるドクロ前に、カヌー80艇、支援船(マスコミなど乗船を含む)は9艇、総勢150人で展開した。
昼食のあと午後1時から、カヌーを並べた浜で300人が参加し、連帯集会を開いた。参議院議員の糸数慶子さんと伊波洋一さんが「立憲民主党の躍進で沖縄の味方が増えた。野党第1党が沖縄の民意を主張する意義は大きい。より広く国会、全国に広げて行こう」等と訴えた。
さらに、キャンプ・シュワブゲート前では、早朝から座り込みが行われ、100人以上が結集、2週間ぶりに再開された資材搬入に強く抗議した。
@10.25 カヌー80艇、抗議船6隻が参加した海上大行動。パドルをいっせいに高く掲げて「違法工事反対」のアピール。A海上大行動に連帯する集会。挨拶するヘリ基地反対協安次富浩共同代表。B横断幕のアピールをするカヌー・チーム
C10.25 キャンプ・シュワブゲート前座り込み。警察機動隊による排除に対し、こぶしをあげて抗議。D警察の排除は乱暴。力のある若い警察官が女性の腕をねじって運ぶ。E工事車両にプラカードを掲げて抗議。
FG10.18 米軍ヘリが炎上大破した事故現場の牧草地の所有者・西銘さんの住宅に集まる取材陣。H現場から出てきた海兵隊の車。
F10.18 る取材陣.jpgFG取材陣.jpgGH出てきた海兵隊の車.jpgH

10.20〜24韓国・チェジュ市民平和大学に沖縄からも参加。
海軍基地の撤去もとめ、連日続くゲート前での抗議行動。
10月20日から24日の5日間、韓国済州道カンジョン村で「平和の島チェジュで平和づくり(peace building)に取り組む」と題したワークショップが開かれ、韓国各地、アメリカ、イギリス、沖縄などから数十人が参加した。
2年前に建設された海軍基地に対して、住民は今もねばり強く基地のないチェジュを取り戻すためにたたかい続けている。毎朝7時の海軍基地正門前での「百拝」の祈り、10時のミサ、12時の正門前道路を舞台とした歌と踊りの「人間の鎖」行動が連日取り組まれている。基地反対の闘いを続けるチェジュの人々の根気強さは並ではない。
基地と戦争に反対する沖縄・韓国の闘いは、東アジアの平和を求めて連帯する。
I10.21 済州道カンジョン。毎朝7時に海軍基地正門前で百回の祈りを捧げる「百拝」。J毎日12時、海軍基地正門前の道路一帯で繰り広げられる「人間の鎖」行動。K「サムゴリシクタン(三叉路食堂)」と海軍基地反対の鉄塔。L「平和の風」のクジュンソさんがピョンテク、クンサンの米軍基地が生み出す環境汚染などの被害について報告。M聖フランシスコ平和センターの一角にあるムン・ジョンヒョン神父の作業場。「魂」とハングルで掘った木彫りの彫刻をいただいた。Nセンターのベトナムピエタ像。ベトナム戦争での韓国軍の暴虐を伝える。
I「百拝」.jpgIJ「人間の鎖」行動.jpgJK三叉路食堂.jpgKLクジュンソさん.jpgLMムン・ジョンヒョン神父.jpgMNベトナムピエタ像.jpgN
辺野古新基地建設を許さない沖縄のみなさんの闘いに、敬意と連帯を表します。
posted by 三鷹天狗 at 08:49| Comment(0) | 沖縄 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月20日

沖縄の友人より(40)10月11日、海兵隊CH53Eヘリ、高江で炎上大破

反自民4候補の、全員当選目ざして、オール沖縄は闘う。
高江で、辺野古で、法廷で。安倍政治の暴走を許さない。

10月11日午後、普天間基地所属のCH53Eヘリが飛行中エンジンから出火し、緊急着陸した東村高江の民間の牧草地で炎上大破した。
普段隠されていることもこうした事故が起こるといっぺんに明るみに出て、可視化される。現場は米国の治外法権、日本が米軍に対し主権を持たず、沖縄を軍事植民地として踏みつけている現実をはっきりと示した。「航空危険罪」を掲げながら日本の警察は事故を調査する権限がない。内周規制線の外側の外周規制線で人々が近づくのを止める役割をしているだけだ。マスコミも入れない。事故現場から200〜300mの西銘さんの住宅から牧草地に至る道は4人の警官が封鎖していた。外周規制線だ。写真に撮ろうとすると、警官は両脇によけた。
米軍基地の撤去、安倍政治の暴走ストップのために、衆院選でのオール沖縄・反自民4候補(1区赤嶺政賢、2区照屋寛徳、3区玉城デニー、4区仲里利信)の全員当選をめざしてたたかいは続いている。
<写真説明>@2017.10.14 東村高江のCH53ヘリの事故現場。牧草地の所有者、西銘さんの自宅の庭から、事故機の残骸が見える(写真中央)。A10.14 県警が警備する外周規制線。写真を撮ると言ったら警官が脇によけた。
㉔2017.10.14 東村高江のCH53ヘリの事故現場.jpg@㉕2017.10.14 事故現場警官が脇によけ.jpgA
B10.14 辺野古ゲート前テント。ハワイの沖縄4世のロバートさんが「沖縄の基地も反対、ハワイの基地も反対」と訴え。高江での米軍ヘリ炎上大破後、辺野古での資材搬入はない。警察機動隊も辺野古には全く姿を見せない。C10.3 仲里利信事務所開きで、必勝の訴えをする翁長知事
㉓2017.10.14 沖縄4世のロバート.jpgBA2017.10.3 仲里利信翁長知事 .jpgC
D10.11 キャンプ・シュワブゲート前座り込み水曜行動。テント前の様々なノボリの列。E10.11 ワンちゃんも座り込みに加勢。「埋め立てやめろワン」「機動隊帰れワン」F10.11 機動隊の乱暴な排除の事実を見よ!捻挫、打撲などケガが絶えない。G10.11 資材搬入にプラカードを掲げて激しく抗議。H10.7 オール沖縄主催の土曜県民行動に1000人。I10.4 手作りのプラカードを掲げる女性。「海は私のいのち」
H2017.10.7 土曜県民行動に1000人.jpgHE2017.10.4 海は私のいのち」.jpgI
10.10工事差し止め裁判第1回口頭弁論
翁長知事が意見陳述“国は守るべきルールを当然守るべき”
くしくも73年前の10.10空襲のこの日、沖縄県が沖縄防衛局による違法な埋立て工事の差し止めを求めた訴訟の第一回口頭弁論が開かれた。法廷に先立ち、衆参6人の国会議員をはじめ、主催者発表で350人が城岳公園に集まり、裁判勝利の決意を固めた。
翁長知事は、法廷で「国が法的義務を履行しないまま工事を進めるという開き直りを率先して行い、司法がそれにお墨付きを与えてしまえば、日本の法秩序はどうなってしまうのか」と訴えた。安倍政治は、法治国家のルールを脅かしている。
J10.10 辺野古埋立工事差し止め訴訟第1回口頭弁論。法廷に先立ち開催された決起集会(城岳公園)の国会議員団。K翁長知事が決意表明。L手を結んで高く掲げてガンバロー。
M2017.10.10 決起集会.jpgJN2017.10.10 翁長知事が.jpgKO2017.10.10 決起集会(城岳公園).jpgL
「北朝鮮の脅威」を煽って仕掛けられた、違法な解散総選挙で、「自公圧勝」予測もとびかっています。「驕れる平家」状態の安倍政治に、暮らしの現場から反撃するたたかいが、ここ沖縄にあります。それぞれの持ち場で、粘り強く、暴走する政権に「No!」の声をあげていくしかありません。
posted by 三鷹天狗 at 11:11| Comment(0) | 沖縄 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする