さくら、つつじ、バラ…春の主役級の花たちが退場していきました。しかし、主役のかげでひっそりと道ばたに咲く、散歩コースの野の花にも、それぞれの味わいがあります。
足元に咲く花なにか問いたげに 呆け天
5月中旬の早朝散歩でみかけた蝶です。なんじゃもんじゃの木の幹に、しずかに止まっています。羽化したばかりなのか、飛び立つ気配はありません。すきとおるような淡い水いろが印象的です。
散歩コースの脇役たちに、乾杯。
追記:この蝶の名は「オオミズアオ」といい、蛾の一種とのことです。囲碁仲間から教えてもらいました。わたしも名前を検索しようとあれこれ蝶とか蛾とか検索していたら、欧米では蝶と蛾を区別しないというようなことを書いているサイトもありました。(2017年6月21日)