2017年04月08日

共謀罪に反対する日本ペンクラブの声明がすばらしい

日本ペンクラブは4月7日夜、文京区シビックセンターで共謀罪反対の集会を開いた。集会の様子はNHKニュースなどでも報道されました。http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170408/k10010941121000.html
ちばてつやさんの元気な姿が映像で見られたのはうれしいかぎりです。

日本ペンクラブの、共謀罪反対の声明がすばらしい。簡にして要を得た、ということばがピッタリです。さすが文筆のプロの集団です。ごく短いものなので、全文採録します。

日本ペンクラブ声明 「共謀罪に反対する」

共謀罪によってあなたの生活は監視され、
共謀罪によってあなたがテロリストに仕立てられる。
私たちは共謀罪の新設に反対します。

私たち日本ペンクラブは、いま国会で審議が進む「共謀罪(「テロ等組織犯罪準備罪」)」の新設に強く反対する。過去の法案に対しても、全く不要であるばかりか、社会の基盤を壊すものとして私たちは反対してきたが、法案の本質が全く変わらない以上、その姿勢に微塵の違いもない。
過去に3度国会に上程され、いずれも廃案となった法案同様、いま準備されている共謀罪は、事前に相談すると見なされただけでも処罰するとしている。これは、人の心の中に手を突っ込み、憲法で絶対的に保障されている「内心の自由(思想信条の自由)」を侵害するものに他ならない。
結果として、表現の自由、集会・結社の自由など自分の意思を表明する、あるいは表明しない自由が根本から奪われてしまう。
しかも、現行法で、十分なテロ対策が可能であるにもかかわらず、共謀罪を新設しなければ東京オリンピックを開催できないというのは、オリンピックを人質にとった詭弁であり、オリンピックの政治的利用である。
このような法案を強引に成立させようとする政府の姿勢を許すわけにはいかない。  
法案の成立を断固阻止すべきである。
2017年2月15日
                  一般社団法人日本ペンクラブ   会長  浅田次郎
                                言論表現委員長 山田健太   


かつて城山三郎が小泉首相に直訴して「個人情報保護法」に反対したことを思い出します。特定秘密保護法、集団的自衛権行使を容認する安保法制、そして共謀罪。戦前回帰ゾンビたちの妄動・暴走は止まるところを知りません。ペンの力で立ち向かう作家、漫画家、映像作家、ジャーナリストのみなさんの闘いに、敬意を表します。 

posted by 三鷹天狗 at 09:40| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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